知の共有化

知の共有化とサイバーセキュリティ対策

DX時代に対応したデジタルアーカイブの構築、知識インフラの構築に必要なデジタルリテラシー。サービスの円滑な運用のためのサイバーセキュリティ対策のリテラシーも含めて。

人工知能

AIを活用した「知の共有化」システムの方向性 ―「未来の図書館を作るとは(長尾真)」の実現に向けてー

2017年9月8日 元国立国会図書館 専門調査員・電子情報部長 同志社大学大学院総合政策科学研究科 嘱託講師 中山正樹 1. はじめに 1980年代後半に検討が開始された電子図書館事業は、1990年前半に策定された電子図書館関連の構想において「地球規模の知的財産…

次世代技術を活用したビジネス展開のためのデジタルリテラシー

次世代技術を活用したビジネス展開のためのデジタルリテラシー 概要 全てのビジネスパーソンがデジタル時代のコア・リテラシーを身につけていくことが求められます。 内閣府が策定した「AI戦略2019」において、AI時代に対応した人材育成や、それを持続的に実…

【ニュースクリップ】“二刀流”のIT部門をどう作るのか

主に社内システムの企画・開発・運用、セキュリティ、ガバナンスといった従来型のIT機能と、業務改革、事業改革、新規サービス創出、デジタルビジネスの推進といった新たなIT機能の2つ 国立国会図書館で言えば、これが「電子情報部」の役割 既存のIT部門スタ…

人工知能に関する基礎知識(まとめ)【2017年4月20日】

www.xmind.net 【2017年】人工知能に関する基礎知識(まとめ).docx 1 要約 2 人工知能とは 2.1 人間の脳のように物事を学習したり、意志決定したりする能力を持つコンピュータのプログラム 3 脳の神経細胞 3.1 構成単位であるニューロン 3.2 脳は複数のニュ…

データサイエンス領域のスキル標準「ITSS+」【2017年4月13日】

www.xmind.net 1 位置付け 1.1 iコンピテンシ・ディクショナリの補足として活用 1.2 従来のiコンピテンシ・ディクショナリでは、まだに辞書化が十分でない領域 1.3 ビッグデータや人工知能(AI)など、第4次産業革命に向けて必要性の高い領域のサービス・シス…

AIを活用した知の共有化の進展への期待 【要約】【2017年5月23日】

www.xmind.net 【2017年】AIを活用した知の共有化の進展への期待 【要約】 - Docs.com 1 はじめに 1.1 1.1.1 1.1.1.1 図書館サービスの将来方向として、出版物に限らず様々な情報機関が保有する文化情報資源を一元的に利活用できるようにして、新たな知識を…

人工知能に関する文献のポイント(抽出)【2017年4月18日】

【2017年】人工知能に関する文献のポイント(抽出) - Docs.com 1 人工知能「超入門」ディープラーニングの可能性と脅威(Impress QuickBooks) 1.1 特徴抽出能力を得た人工知能 1.1.1 人間が教えなくても自ら特徴を抽出して理解することができる 1.2 ディー…

「未来の図書館を作るとは」(長尾元国立国会図書館長)で示されたこと【全文要約】

www.xmind.net 「未来の図書館を作るとは」(長尾真著)の全文を引用し、マインドマップで要約したものです。 1 「電子図書館 」岩波文庫, 1994年, 長尾真 1.1 第2次AIブームの終盤、第3次AIブームへの助走段階 1.2 既存の図書や資料をデジタル化すればそれ…

人工知能に関する基礎知識と実用化動向(「未来の図書館を作るとは」の実現性を考えるに当たって)

「未来の図書館を作るとは」の実現性を考えるにあたって、現時点での人工知能の実用化の現状を理解したい。 www.xmind.net 一般的な組織でのルーティンワーク的な作業、マニュアル通りの手順での作業はもとより、知識情報資源を保有して利用者が必要とする知…

「未来の図書館を作るとは」を改めて読んでみて

「未来の図書館を作るとは」を改めて読んでみて、今の人工知能の技術でどこまで実用化できそうか考察してみたい。まずは現状認識まで。 1994年に刊行された長尾元国立国会図書館長の著書「電子図書館 」(岩波文庫)(2010年新装版)では、「既存の図書や資…