知の共有化

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Digital Transformation時代に対応した文化資産のデジタルアーカイブシステムの構築、知識インフラの構築、利用環境の高度化により、知識の一層の利活用の促進を目指す。

セキュリティ領域のスキル標準「ITSS+」【2017年6月5日】

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1 位置付け
1.1 iコンピテンシ・ディクショナリの補足として活用
1.2 従来のiコンピテンシ・ディクショナリでは、まだに辞書化が十分でない領域
1.3 専門的なセキュリティ業務の役割の観点により、経営課題への対応から設計・開発、運用・保守、セキュリティ監査における13の専門分野を具体化
1.4 新たに創設された国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」が想定する業務を包含
2 スキル領域一覧
2.1 情報リスクストラテジ
2.2 情報セキュリティデザイン
2.3 セキュア開発管理
2.4 脆弱性診断
2.5 情報セキュリティ
2.6 アドミニストレーション
2.7 情報セキュリティ
2.8 アナリシス
2.9 CSIRTキュレーション
2.10 CSIRTリエゾン
2.11 CSIRTコマンド
2.12 インシデントハンドリング
2.13 デジタルフォレンジクス
2.14 情報セキュリティ
2.15 インベスティゲーション
2.16 情報セキュリティ監査
3 専門分野
3.1 情報リスクストラテジ
3.1.1 自組織または受託先における業務遂行の妨げとなる情報リスクを認識し、その影響を抑制するための、組織体制の整備や各種ルール整備等を含む情報セキュリティ戦略やポリシーの策定等を推進する。自組織または受託先内の情報セキュリティ対策関連業務全体を俯瞰し、アウトソース等を含むリソース配分の判断・決定を行う。
3.2 情報セキュリティデザイン
3.2.1 「セキュリティバイデザイン」の観点から情報システムのセキュリティを担保するためのアーキテクチャやポリシーの設計を行うとともに、これを実現するために必要な組織、ルール、プロセス等の整備・構築を支援する。
3.3 セキュア開発管理
3.3.1 情報システムや製品に関するリスク対応の観点に基づき、機能安全を含む情報セキュリティの側面から、企画・開発・製造・保守などにわたる情報セキュリティライフサイクルを統括し、対策の実施に関する責任をもつ。
3.4 脆弱性診断
3.4.1 ネットワーク、OS、ミドルウェア、アプリケーションがセキュアプログラミングされているかどうかの検査を行い、診断結果の評価を行う。
3.5 情報セキュリティ
3.5.1 組織としての情報セキュリティ戦略やポリシーを具体的な計画や手順に落とし込むとともに、対策の立案や実施(指示・統括)、その見直し等を通じて、自組織または受託先における情報セキュリティ対策の具体化や実施を統括する。また、利用者に対する情報セキュリティ啓発や教育の計画を立案・推進する。
3.6 情報セキュリティアドミニストレーション
3.6.1 組織としての情報セキュリティ戦略やポリシーを具体的な計画や手順に落とし込むとともに、対策の立案や実施(指示・統括)、その見直し等を通じて、自組織または受託先における情報セキュリティ対策の具体化や実施を統括する。また、利用者に対する情報セキュリティ啓発や教育の計画を立案・推進する。
3.7 情報セキュリティアナリシス
3.7.1 情報セキュリティ対策の現状に関するアセスメントを実施し、あるべき姿とのギャップ分析をもとにリスクを評価した上で、自組織または受託先の事業計画に合わせて導入すべきソリューションを検討する。導入されたソリューションの有効性を確認し、改善計画に反映する。
3.8 CSIRTキュレーション
3.8.1 情報セキュリティインシデントへの対策検討を目的として、セキュリティイベント、脅威や脆弱性情報、攻撃者のプロファイル、国際情勢、メディア動向等に関する情報を収集し、自組織または受託先に適用すべきかの選定を行う。
3.9 CSIRTリエゾン
3.9.1 自組織外の関係機関、自組織内の法務、渉外、IT部門、広報、各事業部等との連絡窓口となり、情報セキュリティインシデントに係る情報連携及び情報発信を行う。必要に応じてIT部門とCSIRTの間での調整の役割を担う。
3.10 CSIRTコマンド
3.10.1 自組織で起きている情報セキュリティインシデントの全体統制を行うとともに、事象に対する対応における優先順位を決定する。重大なインシデントに関してはCISOや経営層との情報連携を行う。また、CISOや経営者が意思決定する際の支援を行う。
3.11 インシデントハンドリング
3.11.1 自組織または受託先におけるセキュリティインシデント発生直後の初動対応(被害拡大防止策の実施)や被害からの復旧に関する処理を行う。セキュリティベンダーに処理を委託している場合には指示を出して連携する。情報セキュリティインシデントへの対応状況を管理し、CSIRTコマンドのタスクを担当する者へ報告する。
3.12 デジタルフォレンジクス
3.12.1 悪意をもつ者による情報システムやネットワークにを対象とした活動の証拠保全を行うとともに、消されたデータを復元したり、痕跡を追跡したりするためのシステム的な鑑識、精密検査、解析、報告を行う。
3.13 情報セキュリティインベスティゲーション
3.13.1 情報セキュリティインシデントを対象として、外部からの犯罪、内部犯罪を捜査する。犯罪行為に関する動機の確認や証拠の確保、次に起こる事象の推測などを詰めながら論理的に捜査対象の絞り込みを行う。
3.14 情報セキュリティ監査
3.14.1 情報セキュリティに係るリスクのマネジメントが効果的に実施されるよう、リスクアセスメントに基づく適切な管理策の整備、運用状況について、基準に従って検証又は評価し、もって保証を与えあるいは助言を行う。
4 専門分野×タスク対応表
5 専門分野×スキル対応表
6 登録セキスペとの関係
6.1 情報システムのライフサイクルに応じた各セキュリティ専門分野の対象フェーズの分類
6.2
7 共通レベル定義
7.1 レベル7
7.1.1 社内外にまたがり、テクノロジやメソドロジ、ビジネス変革をリードするレベル。
7.1.2 市場への影響力がある先進的なサービスやプロダクトの創出をリードした経験と実績を持つ世界で通用するプレーヤ。
7.2 レベル6
7.2.1 社内外にまたがり、テクノロジやメソドロジ、ビジネス変革をリードするレベル。
7.2.2 社内だけでなく市場から見ても、プロフェッショナルとして認められる経験と実績を持つ国内のハイエンドプレーヤ。
7.3 レベル5
7.3.1 社内において、テクノロジやメソドロジ、ビジネス変革をリードするレベル。
7.3.2 社内で認められるハイエンドプレーヤ。
7.4 レベル4
7.4.1 一つまたは複数の専門を獲得したプロフェッショナルとして、専門スキルを駆使し、業務上の課題の発見と解決をリードするレベル。
7.4.2 プロフェッショナルとして求められる、経験の知識化とその応用(後進育成)に貢献する。
7.5 レベル3
7.5.1 要求された作業を全て独力で遂行するレベル。
7.5.2 専門を持つプロフェッショナルを目指し、必要となる応用的知識・技能を有する。
7.6 レベル2
7.6.1 要求された作業について、上位者の指導の下、その一部を独力で遂行するレベル。
7.6.2 プロフェッショナルに向けて必要となる基本的知識・技能を有する。
7.7 レベル1
7.7.1 要求された作業について、上位者の指導を受けて遂行するレベル。
7.7.2 プロフェッショナルに向けて必要となる基本的知識・技能を有する。